空と同じ色の水色デニム

今は一年の中で一番寒い時期ですが、その中でも春の兆しが感じられますね。
空気が澄んでいて、空の色がきれいです。
寒いけれど気持ちが明るくなるように
お洋服も明るめなものを選びたくなります。
このロングコートは岡山産のデニムですが、色は明るめの水色。
デニムといえばそこから味が出るように、濃い色をイメージされると思うのですが、
このような明るめの水色デニムもあるのです。
濃い色をブリーチして出した色ではないので、透き通ったインディゴブルー。
本来の色はもう少し濃い目の水色ですが、
色ももう少し明るめに、手触りももう少し最初からやわらかくなるように洗いをかけたこのウォッシュデニムは
児島ならではの職人技。
見る人が見ればわかる、玄人好みするこの色はなぜか目に留まる色なのです。
見たことあるようなないような特別な色。
記憶に残る色。
高城染工のインディゴブルーに色どりを添えてくれるこの水色デニム。
綿100%でさらっとしていて気持ちよく、軽いのが特徴です。
この生地で作ったロングコートは存在感があり、より水色を楽しませてくれます。
形もすっきりとしている、ロング丈。
袖のパーツのカッティングも蓋つきのポケットも動きやすさとかっこよさを兼ね備えたデザインです。
そして、男性でも着れるサイズ感。
右前合わせですが、最近ではシルエットを重視してレディスを選ばれる男性も。
少しのお出かけでも気持ちがシャキッとする羽織は気分の切り替えもできるかもしれませんね!
ロングコート ウォッシュデニム
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2020秋冬 すそギャザーパンツ
毎年、生地違いで作っている
”すそギャザーパンツ”
別名”ふんわりパンツ”


今年の秋冬はむらがきつめのデニムと児島で織られている
タッサーの綿生地で作りました。


デニムはムラ感が強く、アタリ感や落ち感をより楽しめます。
しっかりと織り込んでいるので程よい厚みとやわらかさを楽しめる生地です。



タッサー生地は児島で織られていて
旧式の日本製のシャットル織機で織られています。
織り目がきつく、丈夫で緻密な仕上がりが特徴です。


シャトル(手織りに用いられるスティックのようなもの)を使用するシャトル織機は、
大量生産型のシャトルレス織機の10~20分の1という低速度でしか織ることが出来ません。
でも、その「遅さ」ゆえに、高密度で繊細な仕上がり かつ柔らかい風合いと味わいが生まれます。


タッサー生地は縦糸よりも太い横糸を用いることにより横方向に畝が現れ、
やや厚みのあり丈夫な生地です。
のびやシワが少なく、のれん・旗・はっぴ・医療用シーツ等にも使われています。
綿そのもののクリーム色を感じるやさしい生成の色味は、ちょっと他にはないもの。

すそギャザーパンツのウエストやすそのデザインとも好相性で、
インしてもとてもすっきり、自然でバランスのよいシルエット。
履くたびにどんどん柔らかく育っていく…そんなパンツです。
”すそギャザーパンツ”
別名”ふんわりパンツ”


今年の秋冬はむらがきつめのデニムと児島で織られている
タッサーの綿生地で作りました。


デニムはムラ感が強く、アタリ感や落ち感をより楽しめます。
しっかりと織り込んでいるので程よい厚みとやわらかさを楽しめる生地です。



タッサー生地は児島で織られていて
旧式の日本製のシャットル織機で織られています。
織り目がきつく、丈夫で緻密な仕上がりが特徴です。


シャトル(手織りに用いられるスティックのようなもの)を使用するシャトル織機は、
大量生産型のシャトルレス織機の10~20分の1という低速度でしか織ることが出来ません。
でも、その「遅さ」ゆえに、高密度で繊細な仕上がり かつ柔らかい風合いと味わいが生まれます。


タッサー生地は縦糸よりも太い横糸を用いることにより横方向に畝が現れ、
やや厚みのあり丈夫な生地です。
のびやシワが少なく、のれん・旗・はっぴ・医療用シーツ等にも使われています。
綿そのもののクリーム色を感じるやさしい生成の色味は、ちょっと他にはないもの。

すそギャザーパンツのウエストやすそのデザインとも好相性で、
インしてもとてもすっきり、自然でバランスのよいシルエット。
履くたびにどんどん柔らかく育っていく…そんなパンツです。
私の好きな高城染工の服 vol.3

(昨年の5月の展示会の写真です)
「すそギャザーパンツ」
生地の自然な重みですとんと落ちるような、軽やかなシルエット。
ふんわりしたデザインのパンツにありがちな腰まわりのもたつきがなく、
とてもすっきりとしています。
そして、すそはあえてゴム仕様ではなく、さり気なくギャザーを寄せて
パイピングされているので、しめつけ感がなく、
絶妙なふんわり感が叶います。
すそを絞り過ぎていないので、着る人の身長を選ばず、
子供っぽくならないところもポイント。
また、ウエストに入っているギャザー部分を折り返すことにより、
着丈の調節が可能!
合わせる靴によってパンツ丈を変えたり、靴下の合わせ方を楽しむこともできます。
(このウエストギャザー、インしてもお腹まわりが目立たず、
かつアクセントにもなるのです♪)
わたしが愛用しているのは、麻の白。
ヒップまわりに適度なゆとりがあるので、夏にさらりと1枚で着る場合でも、
夜のお出掛けならベージュのインナーでOK(昼の日射しの中では、
ペチパンツを着用した方が安心かと)。
秋冬にはタイツをプラスすると、ペチパンツ要らずで防寒もばっちり。
薄過ぎずほどよい生地感の麻だから、セーターを合わせて異素材の
組み合わせを楽しんだり…………と、秋冬にも大活躍でした!
他にも、ワンピースやチュニックの下に合わせると、レギンスとはまた違った
リラックス感が生まれて、新鮮です。
着心地、スタイリングのしやすさと楽しさ、ともに大満足のすそギャザーパンツ。
高城染工ならではのデザイン×生地の魅力に溢れた1着です。
色違いや素材違いも欲しくなってきますよ!きっと。